子宮筋腫とは?

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子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは、子宮の壁を形作っている平滑筋にできる瘤のような腫瘍のことです。 子宮筋腫は良性の腫瘍なので、他の臓器や筋肉・骨などに転移するこ とはほとんどありません。顕微鏡でやっと確認できる大きさのものが少しずつ 成長していって、数十センチにも達することがあります。

 

子宮筋腫の色や硬さは様々ですが、ソフトボールくらいの固さでピンク色や 灰白色をしていることが一般的です。他には、筋腫の細胞が死ぬことによって,やわらかくて黄色いものや、カルシウムが沈着して石のように硬くなるものもあります。子宮にどこに腫瘍ができるかによって、子宮筋腫の分類がなされています。

 

 

子宮筋腫とは?

子宮のぶ厚い筋層にできる筋腫は「筋層内子宮筋腫」といい、最も多い種類です。子宮の内側の粘膜下にできる筋腫は「粘膜下子宮筋腫」といいます。そして子宮の外側の漿膜(しょうまく)下にできる筋腫が「漿膜下子宮筋腫」です。

 

子宮筋腫は女性にとってごくありふれた病気です。成人女性の20%〜30%は子宮筋腫を持っていると考えられており、微細な筋腫を含めれば、ほとんどの成人女性は子宮筋腫であると言われています。主に30〜40代の女性が発見のピークですが、近年は初経年齢が低年齢化しているためか、20代の女性にも子宮筋腫が見つかることが増えてきています。

 

女性特有の病気の患者数は、全国で120万人ほど。男女合わせた虫歯患者数は、全国で130万人で、子宮筋腫など女性特融の患者数と、虫歯患者数は、ほぼ同数ということが厚生省の調べで判明しております。

 

 

 

子宮筋腫は40代の女性の4人に1人が持っていると言われる 大変に多い病気です。 たいていは良性ですが、稀に悪性の肉腫であることもあり、 邪険にはできないですね。症状も軽いものから、大出血を含む危険なものまであります。

 

私は、若い時から貧血ぎみだったので、 まさかこれが子宮筋腫によるものなどとは想像だにしませんでした。生理痛は年々ひどくなる一方で、 内容物が剥がれおちるような出血も度々でしたし、 急に周りが揺れ始め、一人で大騒ぎしたこともありました。耳鼻科に行っても、「メニエール病」ではないし、異常はない とのことでしたし、便秘がひどくなると、内科にも行きましたが 「水でもたくさん飲んでりゃ治る」と言われました。 20年間苦しみぬいた揚句、やっと婦人科にたどりついたんです。それまで婦人科に通っていなかったかというと、ちゃんと定期健診 は受けてたにもかかわらず、筋腫は大丈夫と言われ続けました。 もっと早くここの先生に診てもらってれば、と後悔しました。

 

 

子宮筋腫の原因

 

現在のところ、子宮筋腫の発生メカニズムについては、はっきりとした解明がなされていません。しかし、様々な状況証拠から、卵巣ホルモンのエストロゲンの影響ではないかと考えられています。子宮筋腫はエストロゲンの分泌が活発になる30代、40代の性成熟期の女性によく発見され、月経前の女性には発生せず、閉経後の女性の筋腫は小さくなる傾向があります。このことから、 卵巣ホルモンであるエストロゲンが、もともと子宮にあった「筋腫の芽」を成長させてしまうのではないかと言われています。 このエストロゲン依存性の疾患には、子宮筋腫のほか、子宮筋腫の他に乳腺症、乳癌、子宮内膜症などがあります。この筋腫の芽は、もともと体内に持って生まれたものなのか、何らかの原因 があって発生するものなのかはまだ分かっていません。ただ、筋腫がたった1 つだけできるということは少なく、同時に多くの筋腫を持っていることがほとんどです。

 

それが芽のままであれば問題ないのですが、大きく成長してしまう と良性とはいえ体に悪影響がでてきてしまいます。その成長を促すのがエストロゲンだと言われているのです。子宮筋腫は原因のはっきりしない病気であるため、太っている女性が子宮筋腫になりやすいと か、遺伝が影響しているなど様々な意見が提示されていますが、現在のところは裏付けがはっきりしている原因がまだないことを留意しておきましょう。

 

 

子宮筋腫 出血

 

膣炎や子宮頸管ポリープなどと違い、子宮筋腫はあまり不正出血を起こさない婦人病です。まれに月経と月経の間に出血が起こったり、性交時や閉経後に出血を伴うことがありますが、あまり一般的ではありません。子宮筋腫で目立った出血が見られる場合は、「筋腫分娩」の可能性があります。これは、子宮筋腫が子宮口の外に飛び出してきて、まるで分娩をしているような状態になることです。

 

筋腫に茎ができてそれが伸びるために筋腫が膣部まで排出されるのです。この場合大量の出血と陣痛のような激しい腹痛を伴います。筋腫分娩は子宮内膜に筋腫ができた場合(粘膜下筋腫)に起りやすくなります。発症してしまった場合、すぐに手術が必要です。不正出血ではありませんが、子宮筋腫になると月経の出血量が増えることがあります。

 

筋腫のために子宮内膜が引き延ばされることや、通常月経時は子宮の筋肉が収縮して 出血をおさえる働きがあるのですが、 筋腫のために収縮が不十分で出血が止まらないこと等が原因で起ります。

 

また、月経の期間が長くなったり、出血量が多いため貧血に陥ることがよくあります。これらも筋腫が子宮内膜にできる粘膜下筋腫の場合可能性が高まります。よって、子宮筋腫で出血を伴って危険なのは、粘膜下筋腫のケースが多いということが分かります。

 

 

子宮筋腫 生理(子宮筋腫とピルの関係 スプレーキュアについて

 

子宮筋腫になると、いわゆる「生理が重い」状態になることがよくあります。

  • 月経過多、
  • 月経期間の延長、
  • 激しい月経痛・
  • 腰痛

などの「月経困難症」のことです。月経困難症のつらい症状を抑えて生理を軽くする効果があるものに「低用量ピル」があります。しかし、残念ながら子宮筋腫を持つ患者にピルを処方することは、厚労省のガイドラインによって「絶対禁忌」に指定されています。筋腫を増大させてしまうというのがその理由ですが、WHOでは子宮筋腫に低用量ピルを使用することは問題ないと設定されていますし、事実海外ではごく一般的に子宮筋腫の治療にピルが使用されています。こうした矛盾に対して、日本産婦人科学会をはじめとする諸団体が厚労省に異議を申し立てているところです。健康面で問題がないのなら、月経困難症に苦しむ子宮筋腫患者のために、早く使用できるようにして欲しいですね。

 

また、ピルとは別に、生理をコントロールできる薬物に「スプレキュア」があります。スプレキュアは商品名で、他にもナサニールという商品があり、これ らをまとめて「GnRHアゴニスト(アナログ)」と呼んでいます。下垂体ホルモンや卵巣ホルモンの分泌を抑制して、まるで閉経したような状態を作る「偽閉経療法」という手法で、子宮筋腫の縮小を試みるものです。現在保険が適用 されているのは、鼻に噴霧する点鼻薬です。

 

子宮筋腫の時の夫婦生活の 注意点

 

子宮筋腫があっても、基本的に性生活には問題はありません。よって、子宮 筋腫と診断されても、性交渉を控える必要はありません。しかし、まれですが性交痛を感じてしまう人がいらっしゃるようです。 通常子宮筋腫があっても性交中に痛みを感じることはありませんが、 筋腫の位置や大きさによっては、痛みを感じてしまう場合があります。特に多発性子宮筋腫の場合、子宮のあらゆる場所にでこぼこができてしまうので、性交痛が起こる可能性が高くなります。

 

手術後の性生活に関しては、原則術後1カ月経過すれば医師から許可されることが多いです。術後2回月経が来ると安心だそうです。あまり早すぎると傷口から感染症をおこしたり、出血の可能性があるので注意してください。子宮筋腫の子宮全摘出術を受けると、性交渉ができなくなると心配される人が多いのですが、たとえ子宮全体を摘出したとしても、術後の性交渉には支障ありません。膣は残っていますし、卵巣や子宮頚部も残すことが普通なので、男性の方からしても術前と感覚的には変わらないはずです。しかし、身体的に問題がないとしても、子宮を失ったという喪失感や劣等感から、精神的な理由で性生活にもどれないケースも多いようです。妊娠はできませんが、逆に避妊の必要がないということで、前向きに考えてみるのも一案かも知れません。

 

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