心臓発作

心臓発作(心臓発作の原因、心臓発作の予防、心臓発作の治療)

 

急性心臓発作とは?

 

急性心臓発作とは、急性心筋梗塞とも呼ばれていて、心臓全体をぐるっと取り巻いている心臓に酸素と栄養を送る働きをしている冠動脈が詰まり、心臓への血液が滞ることにより引き起こされます。  脳梗塞同様、酸素が届かなくなると心臓は壊れて機能しなくなります。これが心筋梗塞です。日本では癌に次ぐ2番目に、心臓発作=心筋梗塞が死因となっていて30年前の2倍となっています。中でも中年男性の2%が心臓発作を起こしその内の3分の1が死に至っています。心筋梗塞が心臓の広範囲に及んだ場合は、心不全となり死亡する確率が高いです。またそれとは反対に、心筋梗塞が心臓のごく一部分で済んだ場合は、無症候性心臓発作と言われ、自覚症状もほとんどなく済みます。急性心臓発作は冠動脈血栓性閉塞症(=冠動脈に血栓ができて血流障害をひきおこす)とも呼ばれています。また心臓発作を起こした過去がある人や心臓弁膜症の人は、不整脈が引き金となって冠動脈に痙攣を引き起こし心臓発作を引き起こす事も有ります。

 

心臓発作の原因と予防方法

 

心臓発作を発症しやすい人物像として原因としてあげられるのが、

  • 喫煙(癌や脳梗塞の原因にもなります)
  • 男性が発症しやすく、また閉経後の女性も発症率が高いです
  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 肥満
  • 運動不足
  • 加齢
  • 家族で心臓発作を起こした人がいる
  • コレステロールの値が高い場合

の9つがあげられます。心臓発作を予防するには上記の条件を出来るだけ減らす事です。とは言え男性が女性になることは出来ませんので(^^;抵抗がない方は、女性ホルモン同様の成分を豊富に含んでいるざくろジュースを飲む等するといいかと思います。そして、あらゆる病気の引き金を引く喫煙をやめることと定期的な運動は必須ですね。低脂肪、低カロリー、低コレステロールの食事を取るようにし、血圧、体重、コレステロール値、血糖値を正常値に維持するように心がけましょう。

 

心臓発作>急性心臓発作の症状とは?

 

急性心臓発作の主な症状をお話ししたします。

  • 冷や汗
  • 吐き気や嘔吐
  • 極度の疲労感や不安感
  • 動悸や息切れ
  • 心臓の痛み
  • 意識を突然失う

などがあげられます。なかでも 心臓の痛みは、連続的なものからピンポイント的な突発的なもの。また、痛みの種類も、圧迫感が伴うものから、焼けるような痛みや破裂するかのような膨張感のある痛みや締め付けられるような痛みなどなどいろいろなようです。時間と共に、胸全体から首や肩や腕全体に広がった痛みを感じる事が多いようです。もしも上記の様な症状が現れたら 救急病院に大至急駆け込む事です。ほんのわずかな時間の差で助かる事も多いです。ためらわず救急車を使いましょう。心臓発作を起こした内3分の1は死亡しています。そのうち、発症から1時間から2時間以内に70%の人が死亡しています。

 

心臓発作>急性心臓発作の治療法

 

心電図や血液検査によって心臓の状態を調べ、心臓発作の診断がくだされるのが今までは通常の診断方法でした。しかし科学技術の進歩により、酵素検出テストによって簡単に早期発見ができるようになりました。また治療法も疼風緩和や心臓リズムを整える薬物投与心臓ペースメーカーによる従来の治療法から、ストレプトキナーゼ(=繊維素溶解酵素)、TPA(=組織プラスミノーゲン活性化因子)などの薬物投与により心臓発作の原因を除去する治療が可能になりました。

 

これらの血栓溶解薬を心臓発作発症から、1時間から遅くても3時間以内に投与することによって死亡に至るのを防ぐ事が可能になりました。また、一度心臓発作を起こすと何回も心臓発作を起こすことが非常に多いです。このことから、心臓発作の再発を防止するために、ベータ遮断薬の投与、心臓への血流を増やすために緊急冠動脈バイパス手術などを行う場合も有ります。